畳の歴史は奈良時代に遡るという
平安時代は貴族のシンボルであった
貴族は、座具寝具として使ったが
鎌倉時代から、書院造りの確率で部屋全体に使われる
ようになる。
千利休の茶室文化の影響で庶民にも広がった
とされている。
畳屋の 針の音して 秋の暮
畳屋が修理する様子である
畳表を縫い付ける音と秋の暮れという季節感
静かな夕暮れに針の音が聴こえる寂しさ
物憂さが季節の移り変わりを表している
畳替え 座敷広し 夏の月
畳を替えたあとの爽快感を表現している
夏の月光が新しい畳に差し込むという
素晴らしい情景描写とシチュエーションが
新しさのシンボルを輝かせる
畳屋の 娘針持つ 手のきよし
「手のきよし」は、娘の手つきの美しさや清らかさを表現しています。畳を縫う技術が代々受け継がれていることや、職人の娘としての誇りも感じられる。日常の仕事の中にある美しさを捉えた、繊細な観察眼が光るが
私としては手というシンボルを女性のもつ美しさを
表現した手段に賛同したい。
畳替え 障子も張って 嫁を待つ
江戸時代の結婚の一コマである。
障子を入れ替え、畳も替えるという行為が
新しい節目を表している。
こうした文化に畳がシンボル的に用いられている
私がシンボル押しなのは実は
↓の記事と関連がある。
私も畳が好きであるが、最近では
座っていないな、、、寝室は畳であるが
布団を敷いているので、直接触れていない
今度寝そべってみたい。